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やまのぼりCOLOR

青空 写真 時々テント 

Sun. 22:20:06 -edit

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ウノタワ 

朝から雨の日曜日。
修理に出したカメラの見積もりもまだ連絡がない。
こんな日に山に出かけるなんて自分ではたぶん初めての事。
先週に引き続き奥武蔵の山へ、こんな日ならではという場所へ出かけてみたくなった。

登った日:2015年11月8日(日) 天気:雨

※記事の最後に衝撃的な画像が掲載されています。
  心臓の弱い方や妊娠されている方は特にご注意ください(笑)
IMG_1142.jpg
名郷からさらに林道終点の山中まで進み車をデポし、先週よりさらに1時間遅い10時に登山開始。
そこから30分ほど登ると妻坂峠に着いた。
紅葉も見ごろを終えて、朝からシトシト雨が降り続くこんな日は、さすがに誰にも会わない。
そして妻坂峠から少し進むと急坂が待っていた。
濡れた路面と落ち葉で登るのに苦戦するかと思っていたけど心配するほどでも無かった。
急坂をトレーニングのつもりで一気に登ると傾斜は一変し、なだらかな稜線歩きが続く。
林の向こうに先週も見た武甲山が見える。
まとったガスから上半分だけ姿を見せて、かなりいい雰囲気だけど林が邪魔をして全容が見れない。
無題
IMG_1087.jpgIMG_1088.jpgIMG_1093.jpg
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妻坂峠からウノタワへの分岐をまっすぐ登り1時間ほどでで大持山山頂に着いた。
途中、カメラと大きな三脚を抱えた男性とすれ違う。
こんな雨降りの日に山登りしてる物好きな人間は自分だけかと思っていたから思わず一人でニヤついてしまった。
大持山山頂を後にしてウノタワの分岐まで戻ると、ここにもザックを下ろして休憩している男性がいた。
さらにウノタワに向かって激坂を下っていると熊鈴の音が結構な速さで近づいてくる。
振り向くと若い男女のトレランのカップルが雨に濡れなが走ってきた。
これで今日会ったのは4人目か。雨が降っても山歩きをするのはごくごく普通のことなんだなと考えを改めた。
IMG_1116.jpgIMG_1152.jpg





斜度が緩やかになった。
本日の目的のウノタワにどうやら着いたようだ。
この山域の有間山とか蕨山は何度か歩き回っているけれどウノタワを通るのは今回が初めて。
看板の説明によると
 「昔ここは大きな沼になっていて山の神の化身の鵜が住んでいてた。
  この鵜を猟師が誤って射ってしまい死なせてしまった。
  すると鵜もろとも沼は消滅してしまった。」
という事らしい。
このなだらかな窪地には苔が密集していて、
緑の絨毯の上に赤や黄色の落ち葉が一面を覆い、なんとも表現しがたい美しい光景が目の前に広がっている。
雨に濡れた苔が活き活きと膨らみ、落ち葉さえもまだ生きているように艶々に輝いている。
辺りには静かに雨音だけが聞こえてきて、しばらくの間、身じろぎもせずにこの風景を独り占めにしていた。
IMG_1130.jpgIMG_1131.jpgIMG_1148.jpg
IMG_1135.jpg





時間を忘れたかのようにぼーっとしていたら数人の話し声が近づいてきたので我にかえる。
今日はもう欲張らずに今朝出発した山中への最短コースで下山することにした。
地図で見るナギメ入りの沢の下山コースはこれまた激下り。
足元に気を配りながら下山。
沢山の落ち葉にトレースも不明瞭でルートを確認しながら下っていると突然目の前に苔の密生地が現れた。
霧に包まれる景色も幻想的で、ここでもしばらく見とれていた。
そう言えば昼食がまだだった。
静まりかえった苔の森での食事はあまり落ち着かず、家で淹れてきたコーヒーとコンビニのサンドイッチで簡単に昼食を済ます。
そこからさらに激坂を下って行くと、やがて沢に合流。
苔むした岩をよく見るとネコノメソウが生えている。
IMG_1163.jpg
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ウノタワとそこから下ってくるこのコースは誰にも教えたくない自分だけの秘密にしておきたいような場所だった。
だけど地図には実線で引かれコースタイムまでちゃんと記載されている。
コースタイム上り1時間40分、下り1時間15分のこのコースは、
ホームゲレンデとして足繁く通いトレーニングするにはもってこいだなと思ったりする。
とりあえず雪景色のウノタワ、ハナネコノメの咲く頃にはもう一度来てみたいと本気で思う。




ウノタワ入り口と書かれた看板がある場所からは舗装された林道歩きになった。
林道と並行して流れる沢にはあちこちから湧水が流れ込んでいた。
途中で舗装路の縁石を乗り越えられないでもがいているカエルを発見。
気温の低さで動きが鈍っているのか、半分冬眠モードなのか、ちょっと手伝ってやろうと捕まえて持ち上げる。
ズシリと重い。もちろん素手でなんか捕まえられない。厚手の手袋なのでその感触も伝わらないので安心して触れる。
IMG_1174.jpg





手伝ってやったからと言って、カエルの恩返しは丁重にお断りしたい。(^^;)


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テーマ: 山登り - ジャンル: 趣味・実用

カテゴリ: 埼玉県の山

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コメント

雨の奥武蔵

こんばんは、中ノ俣さん!
しっとり雨の山の中、静かな時間を過ごすのは、実はとても贅沢な話。
雨中行動の危険を自覚できる人だけが、雨の山の中に入って行けるんです。
そして天気が悪い時ほど、実は苔がすごく綺麗なんですよね~。
私も一箇所、雨の時に訪れたい場所があるのですが、なかなか行けず…やっぱり千葉は山から遠すぎるi-241
それにしても、中ノ俣さんの写真からはいつも静かな山の空気が漂ってきて、私は好きです。
どうやったらそんな写真が撮れるのか、厚かましいお願いですが、ちょっとでいいのでコツを教えてください(^^;

問題の衝撃画像ですが、これくらいなら問題ありません!
てっきり遠目で撮った、熊さんの写真かと思っちゃいました(^^;

URL | 悠 #- | edit
2015.11.08 23:27

緊張しまくりで突っ張ったカエルさんの手がかわいいですっ!(^^)
実は、私も緊張しながら歩いているとき、このカエルさんのような手をして
歩いている。。と言うことを、この間、自覚してしまいました。(^O^;
衝撃画像。てっきり、ニョロリさんが登場するのかと・・・

雨の日には、雨の日の美しさがありますよね。
しっとりとした紅葉。ガスのかかった森。生き生きとした苔。
青空のもとでは見られない色ですよね。(^^)
私も中ノ俣さんのボキャブラリーワールドも大好きだけど
お写真はもっと好きです。
「誰でも撮れる、中ノ俣さん風風景描写!」 ぜひ伝授を~♪


あっ、教わっても、私が撮ると、結局うるさくなりそうだ。(^^;(^^;

URL | chikoやん #0iKXazQU | edit
2015.11.09 19:06

☆悠さん コメントありがとうございます☆

さすがにこんな日は誰にも会わないだろうと思いながら出かけましたが
日曜日ということもあってか、4人+1組?が入山してたようです。
自分で言うのもなんですが、みなさん物好きですよね~~(^^;)

悠さんに僕の写真を気に入っていただけてとても光栄です。
コツなんて何もないんですけどね。
今はカメラを修理に出しているのでいつもと勝手が違うんですけど
普段は超広角ズームレンズ(Canon EFS10-18mm)だけを使っています。
気に入った風景と大地と空が全部入る視界が大きく広がった写真を好んで撮ってます。
それでいて人物がフレームに入らないように、じっとその時を待つ事もしょっちゅうです。
混みあってる山頂ではさすがにそれは無理ですけどね。
あと、低いアングルから見上げる感じの写真も多かったりします。
山では許されても街中でこれをやったら捕まっちゃいますよね(^^;)

URL | 中ノ俣 #Y2kgqtPU | edit
2015.11.09 21:01

☆chikoやんさん コメントありがとうございます☆

chikoやんさんは緊張すると手が開いちゃうんですか?
まさか水かきがあったりしてないですよね~~(≧∇≦)
爬虫類とか両生類が大の苦手っていう人も結構いたりするのでイチオ注意書きを加えたんですけど
今晩のおかずゲット!とか書こうとしたけど、さすがにそれは控えましたよ。(^^)

誰でも撮れる中ノ俣風描写ですか??
1つの風景を少しずつ視点を変えて最低でも6枚以上撮ってるってことぐらいですよねぇ。
超広角レンズばかりを使うので、グッと寄って花だけを撮るなんて事できなくて
どうしても「花と風景」のワンパターンの写真しか取れません(^^;)
あ、それと人物が写り込まないように気を使ってます。
人物が写って良いのは自分の後ろ姿だけっ!(≧∇≦)

URL | 中ノ俣 #Y2kgqtPU | edit
2015.11.09 21:22

中ノ俣さん、こんばんわ。

衝撃のお写真と聞いて、青レンジャーはかなり凄惨な場面を想像してしまいました。。。遭難者の・・・とか、クマの被害に合われた・・・とか。。。
よく考えると、そこまでの内容だとブログに載せられないですよね。。。ひとまず、カエルさんの画像で良かった。もし、もがいているカエルさんを見かけたら・・・青レンジャーなら動かしてあげられるかな~?

シトシト霧雨の登山。湿度がぶっちぎりに高くて、お肌しっとりになりませんでした???青レンジャーはその時のすこぶる良い肌の状態が好きで、登山中何度もほっぺたをさわさわしてしまいます。

URL | 山ガールの青レンジャー #- | edit
2015.11.09 23:35

☆青レンジャーさん コメントありがとうございます☆

調べたらこのカエルはアズマヒキガエルみたいです。
持ち上げたとき、「キュン・キュン、キュン・キュン」という可愛らしい声で鳴くんですよ。
この鳴き声も調べてみたら「リリース・コール」と言うらしく、
いわゆる「放してくれよ~~」って言ってるのだそうです。
見た目は背中にイボイボとかあってちょっとグロいですけど
顔とか見てると可愛いんですよ。

そうそう、このヒキガエルのお肌もかなりしっとりしてました~~(^o^)

URL | 中ノ俣 #Y2kgqtPU | edit
2015.11.10 21:13

中ノ俣さん
こんばんは

 ウノタワに行かれましたか。
紅葉とその落ち葉がとても綺麗ですね。
あいにくの天気だったようですが
この天気でもウノタワそれなりの魅力があります。
当方、この秋はまだ行ってないのですが、年内にとは思っています。
 ウノタワは名郷から登って、谷が良し、苔が良しの斜面の
ルートがとても良いですね。
 ウノタワは春夏秋冬、その季節毎の良さで受け入れてくれますね。

幻想的な苔の斜面の画像が素晴しいです。

URL | 奥武蔵の山人 #- | edit
2015.11.24 23:33

☆奥武蔵の山人さん コメントありがとうございます☆

奥武蔵の山人さん こんばんは。
ウノタワは雨だからこそ出かけた・・・と言ってもよいかもしれません。
イキイキとした苔の上に落ちたモミジが見たかったんですよ(^^)
下山のコースでは谷と苔に癒されました。
急坂ですが距離がそれほどないので比較的気軽に登れるような気がしてますので
四季折々のウノタワと苔の表情が見てみたくなりました。
きっと何度も通うと思います。(^^)

URL | 中ノ俣 #Y2kgqtPU | edit
2015.11.25 21:56

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