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青空 写真 時々テント 

蓮華温泉から白馬大池・雪倉岳・朝日岳 

趣味が山登りしかない僕に8月11日(山の日)の休日に仕事の予定が入ってしまいました。
これは神様の悪戯か?(笑)
ならば夏休みをちょっと先取りで・・・と、今年の夏山に予定していた雪倉岳・朝日岳にチャレンジしました!

登った日:2016年8月8日~2016年8月10日 
天候:8/8晴れのち曇り 8/9曇りのち雨 8/10晴れのち曇り

【1日目】
蓮華温泉に朝7時過ぎに到着して8時に登山開始。
1日目の予定は白馬大池まで(CT3時間)なので、のんびりゆっくり登ることにします。
もっとも久しぶりのテント泊なので、いや、久しぶりの山登りなので体力に全然自身がないというのもあります。
出発時、朝日岳に浮かんでいた雲はあっと言う間に小蓮華山まで覆いつくしてしまいました。
白馬大池までは殆ど樹林帯の中なので眺めの悪いのはあまり気になりませんが・・・。
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コースの半分は登って来たでしょうか、天狗の庭で林の中から抜け出します。
栂池からのコース上にも天狗原という湿原がありますが、こちらの天狗の庭は岩場です。
天気が良ければ朝日岳・雪倉岳の展望地なのですが今日は残念。
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再び樹林帯突入。
残り半分を登り切ると白馬大池に到着~。のんびり4時間かけて登ってきました。
平日で、しかもまだ早い時間なのでテントは2張りだけ。
時間も丁度12時なので野菜たっぷりのカップヌードル・バーニャカウダで昼食にします。
汗で濡れたシャツを着替えてロープにかけて乾かします。
最近の芳香柔軟剤はすごいですね~、これだけ汗に濡れてるのに、いい香りが漂ってきます。
池の畔で靴を脱いで、冷たい水に足を浸け体を巡回する血液を冷やします。(笑)
夕食はアスパラとトマトをフライパンで加熱して、レトルトパック入りのサンマのオイル漬を入れると
ジューっと音を立てて辺りに美味しそうな香りを漂わせます。
最後にチーズを入れて溶けたら出来上がり。
数日前 You Tube で知恵をつけました。
あとは IZAMESHI の小松菜ご飯と一緒にいただきますが、100gはちょっと胃にもたれる。
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【2日目】
隣のテントは扇沢まで縦走するという女子。
出来れば唐松小屋まで行きたいので3時、4時に出発したいと言ってましたが
明け方まで雨が降ってたせいで、他の皆さんも同様に出足が遅れています。
結局、お隣さんは5時に、僕は6時の出発でした。
白馬大池を後にします。
一帯がチングルマの花盛りの時期に未だ来た事が無いので一度見てみたいです。
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雨が上がった早朝は青空も見えていたのに、高度を上げるにしたがってガスが濃くなり風も強くなってきました。
小蓮華山に到着しても白馬山頂を諦めて下山する方達も何組かいました。
ガスが濃くなって安心して出てくるのはこのコたちですね。サンダーバード1号!
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小蓮華山~三国境は特に風が強かった。
朝食がまだだったので岩陰に隠れて何とか腹ごしらえ。
だけど座ってじっとしてると寒さで震えがくるほどです。
早々に立ち上がって雪倉岳避難小屋を目指します。
行く先々沢山の花の群生地が広がっていますがカメラを出せないほど雨が本降りになってきました。
サンダーバード2号、3号、4号と、こちらも沢山見かけましたが
さすがに雨が強くなったら雷鳥さんもハイマツの陰でジッと雨宿り。
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雪倉岳避難小屋は先客が何人もいて板の間もびしょ濡れだった為、靴を脱いで上がる気にもなれず
立ったまま濡れたカメラだけを拭いて、行動食だけ口にしてすぐに立ち去りました。
雪倉岳の斜面は一面花畑です。
雨のせいででカメラを取り出すこともできずに目に焼き付ける事しかできませんが
どんな花が咲いてたか今はもう思い出せません(苦笑)
雪倉岳山頂は雨は少し小康状態。
地図には “展望良い” と記されてますが、、、素通りです。
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雪倉岳から水平道分岐までの間では再び雨に降られます。
レインの内側のシャツも汗なのか雨なのか、もうビショビショです。
アップダウンを何度も繰り返す水平道に、脚の筋肉も悲鳴を上げだした頃ようやく朝日小屋に到着。
雨も上がりました。
体が濡れているので、幕営中も震えながら作業してました。
急いで着替えを済ませ、ダウンを着込んでシュラフに潜り込みます。
体が温まってきて人心地ついたら早めの夕食。
昨日の残りのアスパラとトマトを使って今日はサバのオイル漬けで作ります。
味はサンマの時と一緒です。(笑)
それと非常食用で売られているメイプルを沁み込ませた缶詰パン 「缶deボローニャ」。
これもやっぱり一人では食べきれないので明日の朝食に少し残します。
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【3日目】
3時です。
高校の山岳部の生徒たちが出発の準備を始めました。
男子部員5名ほどに女子部員1名です。女子が一人だけって色々不都合な事って無いんでしょうか。
すっかり目が覚めてしまいましたが、静かになったところで もう一度寝直します。
そして5時に目が覚めました。
テントから顔を出すと、皆さん出発しちゃったみたいで、テン場にポツンと1張り残されてしまいました。(汗)
青空が見えてます!
支度を整えて、昨日より早い6時ちょっと前に出発。
むむっ、水を含んだシャツやテントの入った荷物は確実に重くなってる気がします。
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朝日岳山頂へは分岐をまっすぐ。右へ延びる道が昨日通った白馬水平道。
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山頂へはおよそ1時間ほどで到着。
昨日の天気が嘘のような360度の大展望です。
ニッコウキスゲが一輪、雨飾山方面に向かって何かを語ってるみたいです。
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山頂を越えたら北側の斜面もお花畑。
雪も僅かに残っていましたがチングルマやハクサンコザクラもまだ咲き残っていました。
花の時期に全然山に行けてなかったので「今年初」で、嬉しい。
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お花畑を過ぎたら吹上のコルまでザレ場を一気に下ります。
コルからまっすぐ尾根道を進むと栂海新道。14時間かけて日本海の親不知に辿り着けます。(笑)
もちろん僕は分岐を右に蓮華温泉まで。
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五輪尾根をどんどん下ります。
時間は8時過ぎ。雲が次第に上の方まで上がってきました。
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振り返れば大きく朝日岳。白馬の稜線や花々ばかり見ていたので気にもしませんでしたが
いつの間にか随分降りてきてしまいました。
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五輪高原。
上がらなくなった脚に優しい木道歩きが続きます。
正面のピークが花園三角点。木々に囲まれて展望は無し。
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カモシカ坂のちょっと手前。
すり鉢状の斜面の底に湿原が見えます。湿原に向かって斜面を覆うのはキンコウカの群生!
これだけの群生は八甲田山で見て以来かも知れない。
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木道が終わると樹林帯の中の急坂に突入。
登ってくる方達4組とすれ違いましたが、皆さん疲労度が激しそうです。
計画段階でこのコースを登りに使うか下りに使うか迷いましたが、僕にとってはこれで正解でした。
長い長い下りがやっと終わり、白高地沢出合に到着。結構堪えました。
ここまで全然休んで無かったので靴まで脱いで大休止。
河原まで降りて再び「足湯」ならぬ「足冷水」。とても気持ちいい!
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そして今回の山行もいよいよ終盤。
この最後の連続する登りも想像以上に辛かった。
地図には「蓮華の森自然歩道」とか「アヤメ平」とか記されてるけど
だまされた感の強~い、登って、登って、また登る坂道の連続でした。
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蓮華温泉駐車場には予定を1時間30分オーバーして14時30分に無事到着。
3日分の汗と疲労を洗い流すために蓮華温泉に立ち寄ります。
翌日は「山の日」と言う事もあって、受け付けは多くの登山の予約客でごった返してました。

蓮華温泉のお湯に浸かりながら 「もう、テント泊は当分いいかな」なんて思ってましたが
帰路の車中では 「夏休みの残ってる分で、北海道にまた行ってみたいなぁ」なんて考えてました。


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thread: 山登り | janre: 趣味・実用 |  trackback: 0 | comment: 6 | edit

コメント

雪倉~朝日の稜線上には、かわいいミヤマムラサキちゃんが
たくさん微笑んでいたことと思います~。(*^^*)
三国境で、雪倉岳へ続く優しい稜線を見ながら「次はこっちだな」
と思っていた直後に、まさか、花々トレイルを見せていただけるとは
思っても見ませんでした~。\(^o^)/
見る分には優しさがにじみ出てる花咲く稜線~。
こりゃぁ、「あの子もかわいい。この子もかわいい」って、ちっとも
前へ進めなくなっちゃいそうです。
あぁ、そういう意味でもドSな稜線なのかしら。(^^;(^^;
健脚中ノ俣さんが歩かれても、筋肉が悲鳴を上げ始めちゃうのね。
あらら、こりゃ、小屋泊じゃないと厳しいかな?
(朝日小屋のおでんが食べたい。。。とも言う。(^^;)
でも、やっぱり行ってみたいなぁ。中ノ俣さんと同じルート。
できたら逆回り。(^O^;
最後に登って、登って、また登る~は、私にはむっり~~。(^^;

chikoやん #0iKXazQU | URL | 2016/08/13 00:54 * edit *

おはようございます、中ノ俣さん!

濡れて重くなった荷物もなんのその!
素晴らしい景色と可愛いお花のためなら、頑張って歩いてしまうものです(笑)
2日目の雨は大変でしたねe-330
山で体が冷えてしまうと低体温症の危険がありますから、足の筋肉が悲鳴を上げても、一刻も早く目的地にたどり着きたかったのが、よくわかります。
そんな危険を乗り越えて見る雲上の花畑は、また格別なものがありますね!

今年はサンダーバードに会えなかったので、これは来年に持ち越しかなと、思っています。
それにしてもモフモフの足が、可愛い!
砂浴びする姿が、めっちゃ可愛い!!e-420

悠 #- | URL | 2016/08/13 07:39 * edit *

お疲れさま~!

雨に打たれながらも、サンダーバード以上に羽を伸ばしながら
久しぶりのテン泊山歩きを存分に楽しんでおられる様子が
ひしひしとと伝わってきましたよ(笑

山ゴハンが面倒な私にはとてもできない山行ですが
たっぷり歩いた後の自分へのご褒美は味も格別なのでしょうね。
お気に入りのカップヌードルはカロリーよりも味が優先?

雲上のお花畑と大展望を居ながらにして楽しませていただきました。
ありがとうございました!!
北海道が楽しみですね♪


TIQI #- | URL | 2016/08/13 10:30 * edit *

☆chikoやんさん コメントありがとうございます☆


単純にコースタイムの短いルートを選択したんですけどね。(^^;)
まぁ、どっちから回っても2日目の朝日岳~三国境の稜線は雨に降られたわけですよ。(T_T)
確かに花の種類も沢山で、ミヤママツムシソウ、ミヤマアズマギク、カライトソウなどは
「ま~たお前かよ~」みたいな感じで見飽きちゃいましたね~。
あまり見慣れないミヤマアケボノソウもそこら中に点在しているし
初めましての花もあり、帰ってきてから調べまくりましたよ~~。
オニシオガマを初めて見た時はうわぁぁぁ~でたぁぁ~ヨツバシオガマのお化け~~~
とか思っちゃいました。
チョウジギクとかも奇妙な植物で、驚かされることも多々ありましたね。
とても魅力的な山域ですね~。
日本海側、恐るべしです。
筋肉が悲鳴上げたのは、ただ単にトレーニング不足ですよ。
chikoやんさんならザックの重さも気にせず行けちゃうんじゃないですか。(^^)/

中ノ俣 #Y2kgqtPU | URL | 2016/08/13 18:45 * edit *

☆悠さん コメントありがとうございます☆

きっと晴れていれば脚の筋肉も悲鳴をあげずに快調に歩けたかも・・・(^^;)
ほどほど岩場や木道歩きもあったので、滑らないように気を遣って変に筋肉を使ったかもしれません。
ま、一番の原因はトレーニング不足ですかね~。
今回の山行は花や雷鳥にあえて雨に降られても充実してましたけど
柔軟剤「フレア フレグランス」の威力に驚かされました。
以前、悠さんが「レノアアロマジュエル」を箱買いしたというお話がありましたよね。
今回の山行であの記事の事を思い出してましたよ。
汗をかいてもいい香りが漂うので、テント泊には着替えを少なくできそうです。
石原さとみちゃんが好きになっちゃいました。(^o^)

中ノ俣 #Y2kgqtPU | URL | 2016/08/13 19:11 * edit *

☆TIQIさん コメントありがとうございます☆

カップヌードルのバーニャカウダ&ラタトゥイユは初めてお店で発見して買ってみたんです。
ネットなんかでは賛否色々言われてますが、量も味も僕的にはアリですね。
野菜が沢山入ってるのが嬉しいです。
山ゴハンも缶詰類は調理する際味付けしなくて済むので簡単ですね。
缶は使用後もかさばるのでレトルトパックが助かります。
最近、調理済みの介護食みたいなのがスーパーでも売られてるので利用できそうです。

北海道は・・・行きたいですけどね。

中ノ俣 #Y2kgqtPU | URL | 2016/08/13 19:24 * edit *

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